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ヘッドパーツの掃除とベアリングのグリスアップ

メンテナンス
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結構長い間、手を入れてなかったヘッドパーツのメンテナンスをしました。

もっと前から気にはなっていたんですが、富士ヒルクライムは雨の可能性が高いので、終わってからメンテナンスしようと思ってたんです(言い訳?😅)。

まぁ、ちゃんとした作業台を持ってないのと、ステムとかブレーキとか外さないとやりづらいってのも有るんですけどね〜😛。

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分解

では分解して行きまーす。

フォーク側のステムのボルト2本を緩めます。

ステムの2本のボルトは、いきなり緩め切ってしまわない様に。上と下を交互に少しづつ緩めた方が良いと思います。

どちらか一方だけを緩め切ってしまうと、残った方のボルトに結構な力が掛かってるんで、嫌な感じがするだけですけどね。

トップキャップを緩めます。
トップキャップとスペーサーを取り外します。
ブレーキホースを止めているインシュロックを切っておきます。写真はこれから切る所です。
ステムを上に引き抜きます。

私のエモンダは、この状態でもフォークは抜けて来ません。ヘッドパーツの上側のカバー(写真でFSAと書いてある部品)がコラムを押さえてるんです。

機種によって構造が違うと思いますので、ステムを抜く時には、フォークが抜け落ちてしまわない様、手で押さえておきましょう。

フロントブレーキを外して、ホイールも外しておきます。念のためパッドスペーサーをはめておきましょう。
ステムを完全に抜いて、
上側のカバーと中の玉押し?とスペーサーを外します。フォークが抜け落ちますので、気をつけてね。
下にズボッと抜けました。ベアリングもついて来ます。
上側のベアリングはこんな感じ。
フォークにゴミが溜まってます。速攻拭いておきましたよ。
外した部品たち。うげ〜っ下側のベアリングもゴミだらけだー。
上側ベアリングの受けも汚れてますねー。
下側のベアリングの受けは、それ程では無いみたい。

クリーニングとグリスアップ

ではお掃除をして行きましょうー♪。

上側ベアリング受け。下側は写真忘れちゃいました。
上側のベアリング、分解してキレイにしましたよ。
フィニッシュラインのテフロングリスを投入。
下側のベアリングもシールを外してパーツクリーナーで古いグリスを取って、新しいテフロングリスを投入。その他の部品もパーツクリーナーで洗浄。

組み立て

後は元通り組み合わせて行きます。ベアリングと接触する所には、薄くテフロングリスを塗っておきます。

上側のベアリングのカバーをはめてから、コラムにカーボン用のファイバーグリップを塗っておきます。
フォークのガタが無くてスムーズに動く所まで、トップキャップを締めて行きます。

トップキャップは、一旦締めてフォークを左右にまわしてから緩める作業を、数回繰り返してから、締め加減を決めます。組み立てのなじみを出す感じです。

後はホイールを取り付けて、ハンドルの向きを合わせてステムを締め付けます。

スペーサー入れ替えて、ハンドル5mm下げて見ました。

フロントブレーキも取り付けます。ボルトを緩めた状態で手で押さえておいて、レバーを握ってセンター出しをします。ホイール回して擦って無い事と左右のパッドの隙間がほぼ均等になってる事を確認して完成です。

後半の洗浄とグリスアップは、手がベトベトなんで写真撮れてません。分かりづらくなって、ごめんなさい。

ヘッドパーツのメンテナンスは頻度は少なくて十分だと思いますが、緩みとかは時々チェックした方が良いパーツです。皆さんも一度見てみてはいかがですか。

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