我が家のフロアポンプは、2007年購入のパナレーサー楽々ポンプゲージ付です(既に廃盤品)。
何も気にせず18年間使ってきましたが、ポンプヘッドのバルブへの差し込み部のゴムがすり減ってしまった様で、エア漏れする様になってしまいました。
シューシュー漏れながらもエアを入れてきましたが、段々とエア漏れが大きくなる⇨ゲージの上げ下げが激しくなる=エア圧が読みきれなくなったので、修理する事にしました。
ついでにオーバーホール(お掃除)もして見たっていう記事になります。
2007年購入の楽々ポンプ
実に18年間使い続けていますが、まだまだ現役です。エア漏れさえ無ければ何の問題もなしです。

Panaracerのロゴも古めかしいですね。

社名もまさかの「ナショナルタイヤ株式会社」です(^^;;

もう既に廃盤品で、型番は「BFP-YBG」です。

基本、シュレーダー(米式)バルブ用で、フレンチ(仏式)バルブには、アダプターをつけて対応します(ママチャリの英式用もアダプターがついてます)。


これを買った時は、マウンテンバイク用に、米式バルブに入れられれば十分だったんです(^^)
最近は、自家用車のタイヤにも空気を入れたりしてて、抜き差しの時にエアが漏れやすいんで、素早く外そうとしてチョット無理をしていた感じ。
そのせいで差し込み部のゴムがすり減ってしまった様ですm(_ _)m。
補修部品を探す
さすがパナレーサー、補修用パーツも供給されています。パナレーサーさんのホームページでググってもらうと補修パーツが探せます(申請しないとリンク貼れないのでゴメンナサイ)。
バルブヘッドのみ:BFP-PSSB
ポンプヘッドとホースのセット:BFP-H3
送料を入れるとヘッドとホースのセットの方が安く手に入るので、そっちを買う事にしましたよ。
分解して行くよ
どうせならオーバーホールをしようと思い、バラバラにして行きます。
シャフトを取り外すために一番上のキャップをねじって外します。

ポンプのシャフトを引き抜いて

シャフトの取手もねじって外します。


ヘッドのついてるホースを、ゲージの上の所からネジって外し、引き抜いて取り外します。

ゲージを外して行きます。カバーは手でズラすと外れるし、ゲージも引っ張れば外れる、シンプルな構造です。



ゲージの下側の樹脂製ホースをネジって外します。下のホースの中に逆流防止のボールが入ってますので、無くさない様に注意です。



この下も外そうとしましたが、固く締まっている?接着剤で止められている?のか、びくともしなかったので、ここはそのままにしました(ネジって見たけどびくともしなかった、痕が残っただけ^^;)。

掃除しましょう〜
18年分の溜まりに溜まった埃を、きれいにします。
ショフトの先端、ウエスで拭いて綺麗に。


筒の内側の方も埃がついてる。シャフト先端のゴムパッキンを外して、ウェスを輪ゴムで止めてゴシゴシ、グリグリ拭いて綺麗にした。



結構な埃が取れた。汚な〜(*_*)


ゲージにもサビと埃が(写真はbeforeのみ(^^))

サビはさすがに綺麗に取れないので、出来るだけ拭いておいた。ゴムのOリングも交換したい所ですが、下手に触ると戻せないと困るので、今回はこのままで(ゴムが固くなってたので)。
逆流防止のボールが入ってた所も埃が溜まってたので、綿棒でお掃除。

本体も汚れていたんで、クリーナーつけて綺麗にした。


あとは元通り組み立て完成ーーーーーのはずでしたが・・・
シューシューエア漏れ
いや〜綺麗になったね〜って、いい気になってエアを入れて見たら、シューシュー音がするだけで、ちっともエアが入らないΣ(゚д゚lll)
ヘッドは新品なんでエア漏れはしてない。
耳を近づけて音がどこからしているか確認したら、ゲージとその下のホースの繋ぎ目あたりからしてる。
ネジって外したり埃を取ったりした事で、今まで気密を保てていたのが、エア漏れする隙間ができてしまった様ですΣ(゚д゚lll)
シールテープを巻いて直しました。

これで組み立たら、エア漏れがなくなったよ、良かったd(^_^o)
試しに指で押さえてエア圧をかけて見た図(漏れてないよ〜)

擦れて動く所には、薄くシリコンオイルを付けておいた(シャフトの先端のOリング/シャフトの擦れるキャップの所)。

これで本当の完成で〜すd(^_^o)

これで普通にエアが入れられる様になりました。
放ったらかしで埃がすごかったんで、たまには掃除しないとね(反省(๑˃̵ᴗ˂̵))
ちなみにフロアポンプの現行品はこんな感じかと
パナレーサー(Panaracer) 自転車 空気入れ ロングホース 空気圧計付 全バルブ対応 黄 樹脂製 BFP-PGAY2-LH
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