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ロードバイクのディスクブレーキの掃除とチェック

メンテナンス

先日のチェーン洗浄の時に、ディスクローターに洗浄液(オイル混じり)を振り撒いてしましました。このままではブレーキ効かないなんて事になって、とんでもない事になりかねませんので、きちんとお掃除をしておきましょう。ついでに状態のチェックなんかもしてみます。

ブレーキキャリパー見てみたら、結構汚れていたので、ちょうど良いタイミングだった様です😁。

おぉ〜結構汚いんじゃな〜い

重要な部品ですので自己責任で実施してください。自信のない方は必ずプロのショップにご相談してください。

作業内容はざっとこんな感じです⇩。

  1. ブレーキパッドを取り外す
    • ブレーキパッドの固定軸の抜けどめピンを外す
    • 固定軸をマイナスドライバーで回して外す
    • ブレーキパッドを引き抜いて取り外す
  2. ブレーキパッドを中性洗剤で洗浄する(念のために洗っておきました)
  3. キャリパーについたブレーキダストを掃除する
  4. ブレーキパッドを組み立ててキャリパーに収める
  5. ディスクローターを掃除する
  6. ホイールをはめてセンターがずれて擦っていないかをチェックする

ホイールを外してからは、ブレーキレバーを触らない(握らない)様に気を付けてください。元に戻せなくなることがありますので(ピストンを押し戻せば元に戻せますが、色々と厄介になることがありますので、触らない方が良いですよ)

ブレーキパッドの固定軸の抜けどめピンをラジペンで引っ張って外します。
ブレーキパッドの固定軸をマイナスドライバーで外します
ブレーキパッドを手で引っ張って外します
ブレーキパッドの洗浄に使う道具、中性洗剤と使い古しの歯ブラシです
水で大まかな汚れをおとします。
パッドの当たり面同士を擦る様にすると、黒い汚れが出てきますので、水で流します。(片手では写真うまく撮れません、ごめんなさい)
歯ブラシに中性洗剤をつけてゴシゴシ洗います。裏側とか放熱フィンとかもゴシゴシします。

水ですすいだ後は、パッドの当たり面の水分は拭き取らずに自然乾燥させます。裏面とかは拭きますけどね😁。洗った後のパッドの当たり面は触らない様に気を付けてください(絶対ではありませんが、音なりとかが起きることがありますので注意してください)

ブレーキキャリパーをお掃除します。KURE フォーミングウルトラクリーナーを使って洗浄してます。

KURE フォーミングウルトラクリーナーは、サラッと液体に変わってくれて流れ落ちていくので、キャリパーの中の汚れが流れてキレイになり易い様に思いますので、いつも使ってます。クリーナーを掛けた後は水を含ませたウェスでキレイに拭き取っておきます。

十分乾燥したら、パッドの間にバネを設置して組み立てます。
バネを押し縮めてからキャリパーへ入れていきます。右/左が印字されてますので、その通りに組み付けてください。
キャリパーに入れた後、固定軸を通す穴の位置を合わせます。上の写真ではクリップを通して位置を合わせていますが、もう少し太い物(千枚通し)とかの方がやり易いと思います(穴位置を合わさないと軸が通りません)。軸の固定は取り外しと逆の手順です。
中性洗剤をキレイなウエスにつけてローターを掃除します。その後水拭きしてキレイにしておきます。本当はローターを外して洗った方が良いのですが、今回は拭き掃除で済ませました。
水だけで拭き取りしたらこんな汚れが出てきましたよ。案外汚れてるんですよね。

おまけでローターのすり減り具合をチェックしてみました。

フロント側、1.6mmまで減ってます。1.5mmになったら交換が必要です。
リア側、1.65mm。フロントよりは少し減りが遅いです。

ホイールを取り付けてもパッドのスレは起きていませんので、問題なしです。

今回の様にローターに汚れがついたりしない限り、ここまで掃除することはないと思いますが、キレイになると気持ちいいです😁。(外側の拭き掃除だけでも十分だとは思いますけどね)

これで安心してライドに出かけられます。

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