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アルテグラ ホイール WH-R8170-C36、ハブのグリスアップ①、フロント編

メンテナンス
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9月から使い始めたアルテグラ カーボンホイール、そろそろ400kmほど走ったので、ハブの様子を見てみる事にしました。

購入した時の状態は、少々当たりが強い位置での調整の様に見えましたので、初期の馴染みを見越してるのかな〜って思ってます。多分・・・(^_-)。

馴染みが出たところで、グリスアップを兼ねて、当たりの再調整する事にしました。

本当は前後の両方をするつもりでしたが、訳あってフロントだけになっちゃいました(後述します)。

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フロントハブの分解

フロントハブの分解は、右側からしかできない構造の様です(シマノさんのマニュアルより)。

想定外の準備

このダブルロックのナットを緩めていきます。

っとここで問題が発生、早っ!

薄型で幅22mmのスパナなんて持ってない〜!がびょ〜ん!全然ダメじゃん(T . T)。

おまけに17mmの薄型スパナの幅が微妙〜に厚すぎて、しっかり奥までハマらない〜!( ; ; )。無理にやると壊しそうで怖っ(>_<)。

とりあえず近所のホームセンターで22mmの薄型スパナを調達。厚さ3mmのものでちゃんとハマりました。ふぅ💦。

その後で17mmの薄型スパナを力技で削って薄くして、ハマる様に改造(良い子はハブスパナを購入しましょうね)(^_^)。

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まだ作業にも取り掛かってないんですが、時間食っちゃいました。=これがフロントだけになった理由なんですね( ; ; )。ちゃんと見とけって事です、反省!反省!

では作業を再開します。

デスクローター取り外し

グリスついちゃうとまずいし、ベアリング取り出せないんで、サクッと取り外します(実は途中で外したって言うのは内緒です・・・最初に外しておきましょうね(^ ^))。

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ダブルロックの取り外し

ハブ本体右側=ブレーキローターの反対側から分解します(こっちからしか分解できないそうです)。

結構強く締まってましたので、グイッと力を入れて外しました。

確認したら、締め付けトルク=18〜20Nmでした。

玉押し取り外し

シャフトの周りの六角の形状が玉押しです。これもちょっとキツく閉まってましたので、プライヤーの先端に傷防止でテープを貼って挟んで回しました(最初だけキツくて、すぐ緩みました)。

後でわかったんですが、22mm幅のスパナを入れる部品の内径が六角になってて、この玉押しにピッタリハマる構造でした。取り外さずに押しつけて22mmのスパナで回せば良かったんですね〜(^_-)。

シャフト取り外し

玉押しを外せばシャフトが抜けます。ディスクローター側へ引き抜くだけです。

ベアリングが落ちてこないか気をつけましたが、リテーナーで保持されていましたので、気にする必要はありませんでした。

グリスがついてますので、ゴミを拾わない様に、綺麗なウェスとかの上に置いておきましょう。

シールとベアリングの取り外し

シールは精密ドライバーを差し込んで、何箇所かに分けて少しづつ持ち上げる様に、取り外します(一気に力をかけて、変形させない様に気をつけて)。

ベアリングはハマっているだけですので、簡単に取り出せます。グリスでベタベタなのだけは注意します。

左側も同じ様に取り外します。

取り外した物たち

それほど難しくはないですが、綺麗なウェスの上に、組み付いていた順番に並べておきます。

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ベアリングもハブ側も綺麗なものでした。グリスも汚れてなかったので、まだ早かったかな〜?

綺麗にお掃除

グリスも綺麗な状態でしたが、ちゃんと拭き取ります。特にベアリングとシールと玉押しは念入りに掃除します(ゴミがついて行かない様に)。

ベアリングは樹脂のリテーナーにハマってるだけなので、押すと簡単に取れます。無くさない様に注意。

左右も入れ替える事なく元通り戻せる様に、ちゃんと区別しておきましょう。

グリスアップと組み立て

マニュアルではシマノのプレミアムグリスを塗る様に指示されてますが、勝手にブレンドしたものを使います。

フィニッシュラインのセラミックグリスにレスポチタンスプレーを混ぜて使います。今までのホイールはほぼこの組み合わせで使ってます(MTB時代からずっと、シマノ、ボントレガー、フルクラムと使ってきました)。

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(レスポチタンスプレーはもう売ってないみたい。マシンスプレーが近い物の様です)

ハブに先に塗って、ベアリング載せて、その上からもグリス塗っておきます。

玉押しを入れて、手で回して馴染ませておきます。

シールに当たる部分のシャフトにもちゃんとグリスを塗っておきましょう。

最後の山場の玉押しの調整をしてから、締め込んで完成です(18〜20Nm)。

シャフトが供回りするので、反対側にも薄型17mmスパナを差し込んで作業します。

玉押しはガタが無くなるギリギリの位置を狙って調整します。気に入るまで何度でも繰り返して調整します。

初めてのホイールは時間をかけてでも感覚を掴んだ方がいいと思います。て言うか、すんなりと分からないんで時間掛かっちゃうんですよね。ま〜それが趣味のメンテナンスの良い所なんですけどね(^^)。

何度か走った後で、玉押しの調整具合のチェックを忘れずに。

後はリアも作業する予定ですが、それはまた後ほど。作業しましたのでリンク貼りました。

おまけ

部品構成図を備忘録で載せておきます。

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