浸水からのサビ発生、玉押し(玉受け)虫食いから回転ガタガタへと、とっても悲しい状態になってしまったULTEGRAのWH-R8170-C36フロントホイール。
部品交換と玉受け(簡易)研磨で復活しましたd( ̄  ̄)
交換部品購入
交換したのは、玉押しと一体のシャフトASSYとボールベアリング&リテーナー
下の図の⑤Y0H198030と④Y0AY98030の2部品。
でも購入しようとしてネットで探してみても欠品中。モノタロウが94日以内で出荷ってあったけど、いつ出荷されるのかわからない感じなので、躊躇っちゃいます。
どうしようか悩んでいたら、①Y0H198010 コンプリートハブアクスルならば在庫ありなのを発見!
お値段的には倍くらいになっちゃいますが、当てが無いよりはマシ。
違うホイール用(GRX = WH-RX570-TL-F12)の記載がありましたが、シマノのパーツ番号が同じでしたので、ポチッと発注(共用なんでしょうね〜)。
待つ事数日でパーツが到着(案外早かった(^^))、ハブの中身が全部セットになってます。
念のため、今付いてる部品と比べてみたら、おんなじだったので安心したε-(´∀`; )
玉受け研磨
玉押しとボールベアリングは新品が用意できたんですが、玉受け(ハブ本体側)は交換する事は出来ないので、ダメージ受けた所を滑らかな状態に戻す様に、簡易的な研磨をしていきます。
ただし、研磨といっても素人の作業で簡易的な作業でしかなく、自己責任での作業ですので悪しからず!
まずは状態の確認=モヤモヤっとしたダメージが見られ、爪で引っ掻くとチョットコリコリと抵抗がある感じ。
最初は綿棒にコンパウンドをつけて擦ってみましたが、ほぼ変化がなかったので、何かを当てて削る事にしました。
見つけたのは外径25mmのフェルト6角軸付き。
ハブにはめるとチョットきつい感じだったので、角をチョット切り落とし。
これに耐水ヤスリ1000番を両面テープで貼り付けて、ハブに押し当ててぐりぐりと回して削っていくことにします。
6角軸にぴったり合うドライバーがあったので、組み合わせるとこんな感じの物で作業しました。
研磨結果、とってもGood!
チョットおっかなびっくりで始めた作業でしたが、途中からは慣れて?グリグリ・グイグイやっちゃいました。
でも気を付けたのは、押し付ける時にはハブの反対側を押さえる事(リムやスポークに変な力をかけない)とホイールも少しずつ回しながらグリグリする事(同じ位置に偏って削れない様に)。
作業する事約1時間ほど?まだ何やらモヤモヤが見えますが、爪で引っ掻いても明らかに引っ掛かりが無くなったので、一旦これで良しとしました。
もう少し荒めの耐水ペーパーを使っても良かったのかもしれませんが、削りすぎが怖かったので、1000番で削りました。
この後パーツクリーナーで綺麗に掃除してからグリスアップして組み立て。
ガタ付きが取れずに出来なかった玉当たりの調整が出来たd(^_^o)、手で回した感触もコリコリ感も無くスムーズ。
グイーンと回すとベアリングが回ってる音がするのがチョット気にはなりましたが、回転は軽い(もともと鳴ってたのかどうかは不明)。
ちょっとウェイトを付けて回してみたら、回転終わりに重い所へ戻る様に回るので、全く問題無く軽く回ってます。
なんとか復活できた様です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
シャフト関係で買ったパーツの残りは予備品として取っておきましょう。
雨中走行恐るべし、良い勉強になりました。
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