先日参加した富士ヒルクライム。5合目から戻るダウンヒルで土砂降りに会い、全身水浸しになったのですが、当然バイクも同じ様に水浸しになっちゃいました(いや、後輪からの水の巻き上げ分、バイクの方が更に浴びてるか〜)
雨に当たっただけだと気楽に思ってたんですが、バイクへのダメージが案外大きかったんで、結構大掛かりな整備になっちゃったって記事です。
まずはサクッと洗車
サラリーマンの特権の「有給休暇」を活用して、大会翌日は休養と片付け(^^)
バイクも汚れてるので、ざっと洗車。
いゃ〜さっぱりしたな〜っと思って、何気なくサドルを持って持ち上げた所、「じゃり」って言う嫌な感触が(°_°)
シートポストバラしてみた
とりあえず外してみたら∑(゚Д゚)
うゎ〜!シートポストの中に砂利が大量に侵入!
シートポストは簡単に綺麗になるけど、フレーム内側もジャリジャリなんで、これを綺麗にするにはかなり大変。
フレームの中を洗おうとすると、BBとフォーク&ヘッドパーツを外さないといけないΣ(゚д゚lll)
こりゃ〜大仕事だな〜(*_*)
クランクとBB取り外し
BBは富士ヒルの前にメンテしたばっかりなのに(><) って思いながらクランクとBBを取り外し。
うげ〜っ!中にこんなに砂利が溜まって酷い有様だ〜(T . T)
フォークとヘッドパーツ取り外し
フレームの中をジャーっと洗うのに、フォークとヘッドパーツも外します。
分解途中、ステム外したら中から水が出てきた。浸水(>_>)
ヘッドパーツには浸水した形跡は無かったんでチョット安心(あんまり綺麗では無いけどね)。
フレームの中を洗う
水と砂利の侵入なので、水道の勢いでジャーと洗い流しました。
(邪魔になるハンドルとフロントブレーキは、暴れない様に養生しつつ縛って作業した)
シートチューブとBBは綺麗になった。
ダウンチューブとシートステイとチェーンステイにも水を噴射して洗っておいた(覗いても見えないので綺麗かどうかは見えないが、触ってみても特に砂利は無い様だった)。
逆さにしたり傾けたりして、水を出来るだけ抜いて、その後数時間かけて日陰で乾燥させておいた。
BBセラミックベアリング逝く
悲しい事にBBのセラミックベアリングにゴリ感が起きてしまっていた(>_<)
水の侵入?砂利?ゴミ?とかの侵入?いずれの理由かは不明ですが、手で回した感触にゴリゴリ感が出てしまっていたので、泣く泣く交換する事に(´;Д;`)
BB交換するならスレッドフィットにしたいんですが、色々と物入りでお財布が軽いので、ベアリングだけを交換する事にしました。本当はBB全体を交換するべきなんでしょうけど、少しの間の繋ぎの暫定仕様にします。
使われているベアリングは、6805 2RS(内径25mm、外径37mm、幅7mm)
普通のスチールベアリング品を購入して入れ替え(ジェイテクト製ですが「鬼」じゃない普通のベアリングです)。
作業方法は過去記事を参考に、ベアリングは入れ替えるだけでOK
セラミックに比べると回転はチョット粘る感じ(なじみが出ると少しは変わるかも・・・希望)。
ヘッドパーツの掃除とメンテ
外したヘッドパーツのベアリングをメンテします。ずいぶんと久しぶりです(2年ぶり位!)
アッパー側ビフォー
ロワー側ビフォー
綺麗に掃除して、ベアリングは分解とグリスアップ。
アッパー側アフター
ロワー側アフター
作業の詳細は過去記事を見てね
あとは元通り組み立て終了です。
チェーン
富士ヒル直前に掃除と注油しておいたのですが、油分がほぼ洗い流されてた。ウェスで拭いても殆ど汚れが出てこない。
ウエスで拭いた後、注油しておいた。
おまけ
雨の中の走行の経験が殆ど無いので、甘くみてました。
ほぼ全バラシに近い作業になってしまった。
あと気になるのはホイールのハブ位ですが、シマノのハブだし動きはスムーズな状態なので今回はスルーしてます。
近いうちに開けて見るつもりではあるので、その時あらためて記事にします。
あと、フロントライトのボントレガー ION 100も逝ってしまいました。防水構造のはずでしたが、水没してしまった(中に水滴が見える)様で、全く反応しない。
ライトは新しく調達が必要です。色々買わないといけなくなって大変です。
コメント