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チューブレスタイヤのエア抜け改善、フジチカのマクハルを施工して見たよ

メンテナンス

チューブレスタイヤの弱点?その1、「エア抜けが早い」って感じる人は多いんじゃ無いかと思います。

(その2はパンク修理が大変って事ですが、これはまた後で。その3のハメるのが大変っていうのは頑張るしか無いですね〜(コツはありますけど))

私もその一人で、ライド前にほぼ5bar位にして走るんですが、3日もするとほぼペッチャンコになってます。ただし、最後の1日で一気にエアが抜ける感じなんですよね〜(><)何でだろ〜(気のせい?)。

シーラント入れると良いのかもしれませんが、ベトベト、ネチョネチョになって、後が大変なんで使いたく無いんです(シーラントはあくまでも応急修理用で使う様にしてます)。

ちなみに、タイヤはIRC FORMULA PLO Tubless(レディじゃ無い本当のチューブレス)とULTEGRAカーボンホイールの組み合わせで使ってます。

今回はフジチカの「マクハル」を施工してみる事にしました。その名の通り、内側にきれいな膜を張ってくれる優れ物だそうです。

タイヤ取り外し

エア抜けが早いリアで試して見ます。

エアを抜いてビードを落とします。結構カタイのでタイヤを潰す感じプラス外周側へ押し出す感じで押すと外れ易いと思います(個人の感覚ですけどね(^^))

ビードからタイヤを外すのは、流石に手だけでは外せません。タイヤレバーを使っちゃいます。

レバーは3本あると便利。まずは2本をかけた後、3本目のレバーでビードを出した後は、手で外していきます。

チョット力は必要ですが、無事外せました(^^)

タイヤの内面とホイールの掃除(脱脂)

外したタイヤの内面には粉の様なものが着いていますので、きれいに掃除します(タイヤを作る時に着く離型材みたいな物なんですかね〜)。

これが結構大変でした。

手で擦ると取れるみたいだったので、まずは雑巾でゴシゴシして見ましたが、効果はイマイチだった( ; ; )

チョット大変そうだったんで、フジチカさんのホームページで確認。パーツクリーナーで拭き取れとなっ。

マクハル施工方法 | fujichika.ltd
ウエスにパーツクリーナーを浸み込ませ、タイヤの裏面とビート部を脱脂します。しっかり脱脂することが重要です。左が新品のタイヤ。右が脱脂したタイヤ。 (マクハルを塗って確認します。)ホイールのリムテープと...

ゴシゴシ全周を擦って落とした後は、マクハルを弾かないか、着けて見て確認します(弾く様だともっとゴシゴシしましょう)。

着けたマクハルはきれいに拭いて、ホイールもパーツクリーナーで脱脂します。

タイヤをホイールに取り付け、マクハル注入

最初にマクハルの重さを測っておきましょう(後でどの位入れられたかを確認するためです)。

慣れ親しんだ苦行のチューブレスタイヤの取り付けをします、あぁ〜指が痛い(T . T)画像はパス。

注入のためにバルブコアを外しておきます。

マクハルを注射器(100均のでやってます)で注入します。ほぼ全部(容器は137ml入り、120ml以上入れるそうです)入れてしまいます。バルブ位置は真下ではなく少し斜め上の位置にすると良いです(量が多いのでコボレても良い様に雑巾とか敷いておきましょう)。

全部入れ終わったら、バルブコアを取り付けてゆっくり回して、全体にマクハルを行き渡らせます。

その後で、タイヤをつまんでビード(外側)にマクハルを付けていきます。

普通にタイヤをつまむと、空気がマクハルを弾き飛ばして飛び散るので、外周側(上側)に持ち上げる様にして隙間を開けてやる様にしてから、ビードに付ける様にすると良い感じでした。

入れる量も多いので、結構はみ出しちゃいましたし、飛び散っちゃいました。もっと上手く出来そうですけど、初めてだと下手ですね(^_-)。

飛び散ったりタイヤについたものは、固まっちゃう感じなので、なるべく早めに拭いた方が良い様です。

ビード上げと抜き取り

自作のエアタンクでビード上げ。

やっぱりこぼれます。

全体にマクハルがまわって馴染む様に、ゆっくりとホイールを回します。

この時、普通のシーラントを施工する時の様に、ホイールを横向きにしてグルグル回して馴染ませるのは、しない方が良いそうです(泡になって上手く膜にならないらしい?)

全周のビードがちゃんと上がっていることも確認します。目視でビードのラインをチェック&ゆっくり回して見てきれいに回るのを見ます(早く回さない方が良い様です。泡立つ?)。

チューブレスレディの場合は、石鹸水をタイヤ全体とビードに塗ってエア漏れを確認して、エア漏れがなくなってから、抜き取りへ進めるそうです(フジチカさん)。

マクハルを抜き取るためにエアを抜きますが、バルブから吹き出すので、ウェスとかで抑えてエアを抜いた方が良いです(結構盛大に吹き出しましたよ、ご注意を(^^))。

抜き取ったマクハルは、再使用が出来るそうですので、元の容器に戻します。重さを測ってどの位入ったか確認しておきます。

151gー137g=14g入りました。「25Cタイヤで16mℓ以内に収まればきれいな膜が張れています」だそうですので、良い感じですかね〜。

バルブコアがマクハルで詰まってないか確認して、組み付けてエアを入れます(バルブ穴側も綿棒で掃除しました)。

エアは一旦タイヤ(とホイール)のMAXのエア圧(7bar)まで入れて、少し(数時間)置いてから普通のエア圧(5bar)まで落としました。

はみ出たマクハルが付いちゃってますので、タイヤとホイールをきれいに掃除しておきます(もれたマクハルは既に固まってます。引っ張るとビヨーンと伸びて剥がれます)。

まとめ(感想とエア漏れチェック)

タイヤの内面の脱脂がチョット大変かな〜と思いましたが、パーツクリーナーでちゃんとやれば大丈夫なレベルだと思いました(唯一ここだけがチョット手間の掛かる所です)。

施工後に1回ライドして、6日後にエア圧をチェックしました。

施工なしの前輪はほぼペチャンコなのに対して、マクハル施工の後輪はチョット触った感じでは走れる感じ(実際は5barから4bar弱に下がってました)で、エア抜けはかなり改善しました(馴染むともう少しくらい改善するのかしら?)。

エア抜けはかなり改善したんじゃ無いかと思ってます。

チューブレスタイヤで、エア抜けが早いと思われている方、シーラントのベタベタが嫌いな方には良いんじゃ無いかと思います。

後は、中がどうなっているか、まだ見てないんで、近い内に見てみようかと思ってます。情報ではきれいな膜になってるはずですが・・・(フロントも施行するので、合わせてやってみようかと思ってます)。

正式なフジチカさんの施工情報を載せておきますので、施工される方は見てからやった方が良いと思います(^-^)。

マクハル施工方法 | fujichika.ltd
ウエスにパーツクリーナーを浸み込ませ、タイヤの裏面とビート部を脱脂します。しっかり脱脂することが重要です。左が新品のタイヤ。右が脱脂したタイヤ。 (マクハルを塗って確認します。)ホイールのリムテープと...

パンク修理キットもありますが、まだ使ってないので、使ったら記事にしますね(これが一番便利そうです)。

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